実践ログ第1回・第2回では、クラウドワークスの「タスク」形式の案件を受注し、時給換算を出してきました(時給30円だった第1回、時給750円だった第2回)。どちらも、提出すれば必ず報酬がもらえる形式です。
今回は第3回として、性質の違う「コンペ」形式に挑戦しました。コンペ形式は、提出した提案の中から発注者が1件を選び、採用された人だけに報酬が支払われる仕組みです。つまり、時間をかけて提案しても、採用されなければ報酬は0円になります。
今回選んだ案件
「コンペ」形式の一覧から、次の案件を選びました(案件名・依頼主名は伏せます)。
- 内容:飲食店が新商品ライン(イタリアから仕入れた石窯で焼く本格ピザ)を始めるにあたっての、店名・キャッチコピーの募集
- 賞金:1万円台(採用された1件のみに支払われる)
- 応募条件:なし(誰でも提案可能)
- 応募状況:掲載から数日で、提案数400件以上・気になるリスト200人以上という、コンペとしてはかなり競争率の高い案件でした
応募条件がない分、前回・前々回とは違い、誰でも参入できる案件です。その代わり応募が集中しやすく、採用される確率という意味では前回までの「条件付きタスク」よりもずっと厳しい戦いになります。
実際にかかった時間
依頼文には、既存の店名の由来(込められた想いやモチーフ)が書かれていたので、それを踏まえつつ、新商品をどう店名やキャッチコピーに反映させるかという方向性を考えました。まとまった時間を一気に使うのではなく、隙間時間に何度か考えては手を止め、を繰り返す形で進めました。
最終的に、既存店名の一部を活かした店名案と、素材へのこだわりを一言で表すキャッチコピーをセットで提案し、提出しました。考え始めてから提出まで、実測でトータル13分でした(一括りの作業時間ではなく、隙間時間の合計です)。
現時点での状況
この記事を公開した時点では、まだ採用結果は出ていません。コンペ形式は、発注者が全提案を確認したうえで選定するため、結果が出るまでに数日かかることが一般的です。
- 採用された場合:報酬1万円台 ÷ 作業時間13分で計算すると、時給換算は4万円台という、これまでの実践ログの中でも突出した数字になります。
- 不採用の場合:報酬は0円、時給換算も0円です。
結果が判明次第、この記事を更新します。
今回感じたこと
タスク形式とコンペ形式では、時給換算という同じモノサシを使っても、意味合いがまったく違うと感じました。タスク形式は「時給がいくらか」という確実な数字が出ますが、コンペ形式は「採用されれば高単価、されなければゼロ」という、期待値としての見方が必要になります。
400件以上の提案が集まる案件に挑戦することが、時間対効果として本当に見合うのかどうかは、正直まだ判断がつきません。今回は隙間時間の範囲で収まる時間しか使っていないので大きな損失にはなりませんが、これがもっと時間のかかる大型のコンペだった場合、不採用のリスクをどう考えるかが重要になりそうです。
一方で、時給換算とは別に感じたこともあります。今回のような店名・キャッチコピーを考える作業自体は、個人的には苦ではなく、むしろ楽しんで取り組めました。「割に合うかどうか」という実測の視点と、「作業として楽しいかどうか」という視点は別物で、後者もコンペ形式を続けるかどうかの判断材料になりそうだと感じています。
次回に向けて
タスク形式2回(時給30円・750円)、コンペ形式1回(結果待ち)と、案件の形式によって時給換算の意味合いがどう変わるかのデータが少しずつ増えてきました。次回は、コンペの結果を踏まえつつ、また別の形式・別のプラットフォームでの実測を続けていきます。